2008年07月05日

肥満防止策としてのノルディックウォーキングを利用 〜膝への負担が軽く、エネルギー消費も効果的〜

 最近、新しいフィットネスウォーキングとして
「ノルディックウォーキング」が注目されています。

 ノルディックウォーキングとは、簡単に言うとポール
(またはストック)という杖のようなものを使った
ウォーキングのことです。


 日本ノルディックフィットネス協会(JNFA:宮城県仙台市)
によると、ポールを使うノルディックウォーキングは、
通常のウォーキングよりも上半身を使うため、上半身の筋肉が
鍛えられ、エネルギー消費量が通常のウォーキングに比べ
平均20%、データによっては40%も上昇するとのこと。

 さらに、ポールを使うことで歩行時に足の関節や膝への負担を
軽くする効果もあるそうです。

 ノルディックウォーキングの発祥の地は、北欧の国の
フィンランド。

 1930年代初めにフィンランドのクロスカントリースキーチームが
夏場のテクニックトレーニングのために、ポールを持って
ハイキングやランニングをした事からはじまります。

 それ以降、このノルディックウォーキングは、クロスカントリー
スキー競技者にとって重要なオフシーズンのトレーニング方法と
なっています。

 その後、1996年に、フィンランドの野外レクリエーション
スポーツ協会、スポーツ用品メーカーのエクセル社および
フィンランドスポーツ研究所の共同事業で、ノルディック
ウォーキングを世界中に展開するようになりました。


 現在、ノルディックウォーキングの愛好者は、世界中で
約600万人に広がっています。

 INWA(国際ノルディックウォーキング協会:本部フィンランド)
によると、本場のフィンランドでは、毎週ノルディック
ウォーキングを行っている人々は76万人で、フィンランドの
全人口の19%に相当します。

 ドイツでは200万人の愛好者がいて、1,200万人の人々が
ノルディックウォーキングをやってみたいと思っています。

 オーストリアでは80万人、スウェーデンでは36万人、スイスでは
35万人、ノルウェーでは18万人、オランダでは10万人の人々が
ノルディックウォーキングを行っています。


 日本国内でも流行の兆しを見せています。

 日本ノルディックフィットネス協会の調査によると、
約1万人の人々がノルディックウォーキングを行っています
(2007年3月現在)。

 日本ノルディックフィットネス協会は、ノルディック
ウォーキングのさらなる普及のために、様々なイベントを
行っています。

 2006年11月28日には、フィンランド大使館、日本フィットネス
ウォーキング連盟との共催で、「ヘルシーフィンランド
Let's Enjoy Nordic Walking 代々木公園」を実施。

 ゲストには、スキーノルディック複合で活躍した荻原健司氏
(参議院議員)、荻原次晴氏(スポーツキャスター)らを招き、
80名近くの参加者とともに楽しい時間を過ごしました。

 今度も年に2回、協会主催のイベントを計画しています。

 また、月に2回ほど、各自治体やフィットネスを導入している
宿泊施設等に講師を派遣し、ノルディックウォーキングの正しい
歩き方などを指導しています。


 各自治体でも住民の健康増進を目的に、ノルディック
ウォーキングを新しい運動法として取り入れています。

 沖縄県金武町では、町民の健康づくりのきっかけとして
ノルディックウォーキングを取り入れました。

 2006年12月10日に開催された「ぬちぐすいフェア〜金武町
健康福祉まつり」で町民に初めてノルディックウォーキングを
紹介。

 約80名の参加者がノルディックウォーキングを初めて体験
しました。

 その後、毎週木曜日午後7時から町営グラウンドで講習会を
実施し、3km歩くことを目標に、1時間から1時間半をかけて
グラウンドのトラックやその周囲の公園を歩いています。

 講習会を始めた12月は7人という少人数だったが、現在
(2007年3月)では34人に増え、今後ますます参加の増加が
予想されています。

 参加者の年齢層は20代から80代と幅広く、高齢の参加者からは、
「ひざが痛くならないので歩きやすい」、若い参加者からは
「上半身の筋肉も使うので、良い筋トレになる」とそれぞれの世代に好評です。


■編集後記

私も、実際にノルディックウォーキングをやってみました。
思ったよりも運動効果が高く、世代を問わず受け入れられる
運動だと思いました。



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posted by 健康医療新聞 at 11:52| Comment(0) | TrackBack(0) | ノルディックウォーキング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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